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インドネシア市場への参入相次ぐ中国EVメーカー 高島雄太

哪吒汽車がインドネシアで投入する電動SUV「NETA V」 NNA撮影
哪吒汽車がインドネシアで投入する電動SUV「NETA V」 NNA撮影

 中国の電動車メーカーがインドネシア市場への参入を加速させている。このほど首都ジャカルタ郊外で開催された国内最大規模の自動車展示・販売会「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS)2023」で、哪吒汽車、上汽大通汽車、長城汽車が、電動車ブランドでの参入を正式に発表した。3社はいずれも、24年から現地での組み立て生産の開始を計画している。

 また、既に参入している上汽通用五菱汽車も、小型電気自動車(EV)「エアev」の低価格タイプを発表。約200万円からという低価格帯で、販売拡大を狙う。

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