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ネバダの砂漠に豪雨 アートの祭典が泥沼に 瀧口範子

 ネバダ州の砂漠で毎年9月に開催される大規模野外イベント「バーニングマン」が豪雨に襲われ、大勢の参加者が砂漠に閉じ込められる事態となった。今年の参加者は約7万人。9月1~2日の豪雨で現地は泥沼となり、一時大混乱した。

 バーニングマンは、砂漠で参加者が1週間にわたってキャンプ生活をしながら、さまざまなアート作品を楽しみつつ交流する一大イベント。フィナーレで巨大な木の人形を燃やす光景が知られている。

 1986年に始まった際の参加者は35人だったが、「共同社会」「非商業主義」「痕跡を残さない」──などのキャッチフレーズが共感を呼び、参加者が爆発的に増えたという。

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