豪州製の段ボールドローンがウクライナで戦果 守屋太郎
有料記事
豪州で開発された安価な段ボール製ドローン兵器がウクライナ軍に大量に供与され、ロシア軍に損害を与えている。豪政府のウクライナ軍事支援の一環で、豪軍需企業「サイパック」が生産し、3月から月100機のペースで輸出している。
段ボールはステルス性能が高く、敵レーダーに探知されにくい。価格は1機3500米ドル(約52万円)=現地メディア=と破格に安い。翼幅2メートルで2.5キロと軽く、最長120キロ航続できる。時速60キロで巡航し、最大3キロの貨物や武器…
残り339文字(全文564文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める