コロナ禍でマンハッタンの年収格差は54倍に拡大 冷泉彰彦
有料記事
2022年の国勢調査結果を分析した調査会社ソーシャル・エグザミナーのリポートによると、ニューヨークの特にマンハッタン区では年収の上位20%の層の年収平均は54万ドル(約8100万円)の一方、下位20%の年収平均は1万ドル(約150万円)で、途方もない格差となった。
金融やハイテク関連などの知的産業に従事する人々はコロナ禍でもリモートで100%、仕事ができたばかりか、企業業績も個人所得も伸び続けている。一方、都市部では昼間の人口が完全には戻らず…
残り338文字(全文562文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める