空前の人手不足の台湾がインド人労働者受け入れへ 井上雄介
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インド人労働者の受け入れについて、台湾とインドが合意する見通しだ。台湾は中国への過度の依存を減らし、東南アジアや南アジアなどとの経済的連携を強める「新南向政策」を進めており、その一環となる。製造業や建設業、農業など人手不足が特に著しい分野で受け入れるという。
もっとも、台湾がインドに熱い視線を注ぐのは、空前の人手不足という切羽詰まった事情がある。大手求人求職サイト「104人力銀行」によると、今年6月時点では約108万人の労働力が不足してお…
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週刊エコノミスト
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