新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

紛争後も経済ファーストは不変のUAE アンドリュー・ウェザオール

UAEのムハンマド大統領 Bloomberg
UAEのムハンマド大統領 Bloomberg

 10月7日、イスラエル・ハマス紛争が勃発するまで、中東諸国は長年の緊張関係の雪解けを迎えていた。アラブ首長国連邦(UAE)は2020年9月のアブラハム合意でイスラエルとの外交関係を正常化したアラブ諸国の一つだ。UAE大統領外交顧問アンワル・ガルガシュ氏は、現状を「安定と繁栄を共有する懸け橋を築く取り組みにとって大打撃だ」と表現した。

 他方、ガルガシュ氏は、紛争が経済連携を推進するUAEの戦略を変えることはなく、経済連携こそがよりよい未来をもたらすと改めて強調した。24年1月に予定されるUAEのBRICS(新興5カ国)への加盟はその一歩となるだろう。同氏は、地政学的意図による加盟ではないと説く。

残り286文字(全文587文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事