週刊エコノミスト Online編集後記

村田晋一郎/安藤大介

編集部から

 暮れに帰省した際、正月の買い出しに地元のスーパーへ行った。そのスーパーにはレジが3種類あった。一つは商品のバーコードの読み取りからお金の受け渡しを店員が行う従来通りの有人レジ、バーコード読み取りだけを店員が行い、支払い操作をお客が行うセミセルフレジ、そしてバーコード読み取りから支払いまですべてお客が行うセルフレジ。有人レジには長蛇の列ができ、会計まで30分以上並んでいた。セミセルフレジもそれなりに列が伸びていたが、セルフレジは数人が並ぶ程度で、数分で会計を済ませることができた。

 新しいシステムへの対応が難しい、もしくは拒む高齢者が多い街では従来のシステムの需要が高いのだろうが、お店側は人手不足と合理化でもはや既存のシステムは維持できない。むしろセルフレジを増やしたいのだろう。超高齢社会の縮図を見た感じがした。

(村田晋一郎)

「ご利用のアカウントは凍結されています」。X(旧ツイッター)にアクセスしたところ、このように表示された。「ご利用のアカウントはXルールに違反していると判断しました」とも。画像が投稿された形跡があったが、すでに削除されており、何の画像だったのか分からない。

 思い起こせば以前、「新しいデバイスからログインがありました。これはあなたですか」とメールが届いていた。これ自体を不審に感じ、放置していたのだが、本当に不正アクセスだったのだ。アクセスはインドの東海岸の都市、ビシャカパトナムからだった。

 著名人のアカウント乗っ取りなどはニュースで見ていたが、一度もツイートをしたこともない自分が被害に遭うとは思いもしなかった。すぐにパスワードを変更したが、誰かに不正アクセスされたという気持ち悪さは変わらない。

(安藤大介)

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