週刊エコノミスト Online 書評

『罰ゲーム化する管理職』 小林祐児著 インターナショナル新書 1012円

『罰ゲーム化する管理職』 小林祐児著 インターナショナル新書 1012円

 日本経済の停滞と人手不足。それによるダメージとプレッシャーを最も大きく受けているのは管理職だと本書は指摘する。人材確保の困難さとパワハラの危惧故に、若手社員には過剰なまでに気を遣い、会社のトップからは短期間で成果を出すことを求められる。マネジメントすることと、自身もプレーヤーであり続けなければならないことと、双方の重責を抱える現場を、どう変えていくか。本書後半では、その具体的な処方箋と方法論を展開する。(H)


週刊エコノミスト2024年3月12日号掲載

『罰ゲーム化する管理職』 小林祐児著 インターナショナル新書 1012円

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事