ブラジルの最富裕層の月収は最貧困層の14倍 松本浩治
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ブラジルの労働者人口約1億4000万人のうち、わずか10%の「最富裕層」の所得が、所得全体の4割を占める──。ブラジル地理統計院(IBGE)は4月、こうしたデータを示し、国内の経済格差が拡大している実態が改めて浮き彫りとなった。
ブラジルの労働人口は、所得階層別に五つの段階に分けられている。23年の1人当たりの平均月収は、最も所得が高い富裕層が7580レアル (約23万円)、最も所得が低い貧困層が527レアル(約1.6万円)で…
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週刊エコノミスト
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