フィリピン初の地下鉄工事に日本の資金と技術 竹内悠
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フィリピンのマニラ首都圏を南北に縦断する国内初の地下鉄計画(第1期)が2029年の全面開通に向け着実に進んでいる。3月には新たな区間のトンネル掘削が始まった。日本政府から約5100億円の借款をする巨額の事業で、市民の交通手段が大きく変わることが期待される。
清水建設、フジタ、竹中土木、地場財閥ユチェンコ系の建設大手EEIの合弁会社が受注したケソン市の工区で3月、バウティスタ運輸相がトンネル掘削機のスイッチを押した。JIMテクノロジー(川崎市…
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週刊エコノミスト
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