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週刊エコノミスト Online 書評

『神と人と言葉と 評伝・立花隆』 武田徹著 中央公論新社 2750円

『神と人と言葉と 評伝・立花隆』 武田徹著 中央公論新社 2750円

 しばしば「知の巨人」と称される立花隆氏。『田中角栄研究』や『宇宙からの帰還』『脳死』など話題作を次々と世に放ち、言論界に常に旋風を巻き起こしたジャーナリストだ。本書は、自身もジャーナリストであり、同じく常に問題作を出してきた著者がこの巨人に挑む本格評伝。最晩年、立花氏が非科学的な領域に踏み込んでいった必然を明らかにするスリリングな展開が興味深い。多数の未公開作品をはじめ、作家・大江健三郎との対談も特別収録。(K)


週刊エコノミスト2024年7月30日号掲載

『神と人と言葉と 評伝・立花隆』 武田徹著 中央公論新社 2750円

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