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週刊エコノミスト Online 書評

『ハヤブサを盗んだ男』 ジョシュア・ハマー著 紀伊國屋書店 2750円

『ハヤブサを盗んだ男』 ジョシュア・ハマー著 紀伊國屋書店 2750円

 4大陸を飛び回り希少な野鳥の卵を盗んで売りさばく男と、絶滅危惧種の密輸阻止を図る英国の捜査官。国際ジャーナリストがこの2人を軸に、野生生物の闇取引の実態に迫った。巧妙に卵を体に隠して空港の保安検査をくぐり抜けようとする男と、地道に証拠を集めて犯罪者を摘発する捜査官や保護団体の攻防がスリリングだ。闇取引の背後にハヤブサのレースを楽しむ中東の富裕層の存在があることなど、衝撃的な真実を浮かび上がらせている。(W)


週刊エコノミスト2024年10月8日号掲載

『ハヤブサを盗んだ男』 ジョシュア・ハマー著 紀伊國屋書店 2750円

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