中西拓司/位川一郎
編集部から
本誌7月30日号の「宇宙ビジネス」を担当した。宇宙で生活する際、水や空気、食料をどう生み出すかが課題になるが、「人工重力」の開発も隠れた重大テーマになるのではないか。
「機動戦士ガンダム」に出てくる空母のホワイトベースや、「宇宙戦艦ヤマト」では隊員が地上と同じように立ったり歩いたりしているが、人工重力を作る機械が内部にあるに違いない。
米国中心に月への有人飛行が計画されている。宇宙が人間の生活環境に加われば、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性がある。鹿島も人工重力居住施設の開発を進めている。
一方、重力が少ない環境で人間が万年単位にわたって暮らせば、体格自体が環境に適して変わるかも、との想像も膨らむ。もちろん、地球で起きている戦争が、宇宙に受け継がれないことが大前提なんだけど……。
(中西拓司)
ずっともやもやしていることがある。自転車の車道走行についてだ。
警察庁は2011年以降、「原則車道走行」の徹底を促してきた。今年は、自転車の悪質な違反に反則金を納めさせる法改正もされた。危ない走りの自転車は時々見かけるから、当然の流れかもしれない。一方で、「自転車は危険な場所に追いやられてしまったのでは?」という疑問がいまだに拭えない。
毎日のように自転車に乗っている。できるだけ車道を走るようにしているが、右側数十センチを車が追い抜く時はやっぱり怖い。自転車レーンは増えたようだが、道幅が広がったわけではないしガードレールや縁石で仕切られているわけでもない。駐停車した車に塞がれて歩道に回るしかない場合も多い。
自転車が安全に走れる環境を整えるのが先ではないか、とつい思ってしまうのだ。
(位川一郎)
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