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新聞から言葉をえぐる(11月8日~11月14日)

「極めて小さいものだが、分析によって保管容器や取り出し装置の開発の検討に役立てることができる」=11月8日付『毎日新聞』

 東京電力は、福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の試験取り出しで、試料の回収を完了したと発表した。燃料デブリの回収は原発事故から13年半で初めて。東電の高原憲一・福島第1廃炉推進カンパニー広報担当が記者会見で。

「選挙が近い将来に政策決定に影響を与えることはない」=8日付『日経新聞』夕刊

 米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0・25%引き下げると決めた。利下げは前回の9月会合から2回連続。パウエル議長が会見で、米大統領選の結果について。

「(野崎さんに)『覚醒剤を買ってきて』と頼まれた」=9日付『読売新聞』

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77歳)が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、殺人などの罪に問われた元妻の須藤早貴被告(28)が、和歌山地裁での被告人質問で。

「(トランプ氏が)対露関係を回復し、ウクライナ危機を終結させたいと語ったことは注目に値する」=9日付『毎日新聞』

 ロシアのプーチン大統領が外交専門家らの会合で、米大統領選で勝利したトランプ前大統領への祝意を述べ、協議する用意はできていると語って。

「一度しかない野球人生で後悔のないように、世界一の選手になれるよう頑張ります」=10日付『朝日新聞』

 プロ野球・ロッテは、佐々木朗希(23)=写真=のポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ移籍へ向けた手続きを開始すると発表した。佐々木がコメントを出して。

「思うような300点の出し方ではない」=10日付『読売新聞』

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯の男子で、鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が2連覇。300・09点で圧勝したものの、冒頭の4回転フリップの転倒を悔しがって。

「(躍進で)浮かれた部分があったと思う。冷静さを失った行動だった」=11日付『毎日新聞』夕刊

 国民民主党の玉木雄一郎代表=写真=は、知人女性と不倫していたとする週刊誌ウェブサイト「スマートフラッシュ」の記事に関して会見し、「おおむね事実」と認めた。衆院選後の10月30日に密会したことについて。

「年内にも必要な法制上の措置を可能とするべく努力する」=12日付『朝日新聞』

 特別国会が召集され、自民党総裁の石破茂首相が30年ぶりの決選投票を経て第103代首相に選出された。石破氏が会見で、政策活動費の廃止などの政治改革について。

「見方を変えれば大変なチャンスだ」=12日付『毎日新聞』

 衆院は本会議で、議長に自民党の額賀福志郎氏、副議長に立憲民主党の玄葉光一郎氏を選出した。玄葉氏が会見で、与野党伯仲の国会での審議活性化を促して。

「このままだと国政政党として消滅しかねないという危機感がある。党の存在意義を訴え、立て直していきたい」=13日付『読売新聞』

 日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は大阪市の党本部で会見し、党代表選(12月1日投開票)への立候補を表明した。

「タフで賢く、米国第一主義を心から信じている」=13日付『日経新聞』夕刊

 トランプ次期米大統領は、国防長官に保守系ケーブルテレビ局FOXニュースの司会者で元陸軍州兵のピート・ヘグセス氏を起用する意向を表明した。トランプ氏が声明で。

「私たちの時代の『マンハッタン計画』になる可能性を秘めている」=14日付『読売新聞』

 トランプ次期米大統領は、連邦政府の歳出削減や規制緩和を推進する政府外の助言機関「政府効率化省(DOGE=ドージ)」を設立し、トップにいずれも実業家のイーロン・マスク氏とビベック・ラマスワミ氏を起用すると発表した。トランプ氏が声明で、第二次大戦中の原子爆弾製造計画になぞらえて。

「私はラピダスに信頼を寄せている。その時が来れば、もちろん名誉なことだ」=14日付『日経新聞』

 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が東京都内で会見。次世代半導体の量産を目指すラピダスについて、将来的な生産委託の可能性を示唆して。


週刊エコノミスト2024年12月3日号掲載

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