経済・企業特集

SONYは自動運転に適した画像センサーに注力 EV&つながる車

春田勉(ソニーセミコンダクタソリューションズ・車載事業部副事業部長)
春田勉(ソニーセミコンダクタソリューションズ・車載事業部副事業部長)

インタビュー SONY 春田勉 自動運転に適した画像センサーを供給

 クルマの大転換期をビジネスチャンスと捉え、世界シェア首位のCMOSイメージセンサーを車載に投入するソニーの担当者に聞いた。

(聞き手=大堀達也、撮影=中澤満菜)

── 2021年3月期までに累計1兆円の設備投資を行う。その最大項目である画像処理センサーの「CMOS」とは。

■ビデオカメラやデジタルカメラなどで広く使われている「CCD」の時代からイメージセンサー(レンズから入った光を電気信号に変換する半導体)を手掛け、技術には定評がある。強みは「画素」をしっかり作れることで、CCDの次のCMOSもさまざまな場面で使われている。

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