フィンテックベンチャーの旗手に聞く 送金と一括して議論を=鷹取真一Kyash社長 キャッシュレスの覇者
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プリペイド式のカード「Kyash Visaカード」を発行し、ネットや実店舗の決済のほかに、個人間送金を手掛けている。スマートフォンにアプリをインストールして発行し、決済額の2%をキャッシュバックする一方、送金手数料は無料にしている。収益は店からの手数料で得ている。2%の還元ができるのは、自社の技術で処理能力が高いシステムを作り、コストを大幅に下げているためだ。
昨年4月にこの事業を始め、アプリのダウンロード数は昨年12月で累計20万件を超えた。実店舗利用の需要があり、6月にリアルカードを発行し、同月に2%のキャッシュバックを開始してからは大きく伸びている。利用者は20代と30代で全体の7割を占め、10代が1割程度だ。
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週刊エコノミスト
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