教養・歴史言言語語

新聞から言葉をえぐる言言語語 (2018年9月29日~10月4日)

プロ野球・中日の岩瀬仁紀投手(43)
プロ野球・中日の岩瀬仁紀投手(43)

「これまで女性に性的な暴力を振るったことは一度もない」=9月29日付『毎日新聞』

 トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派のブレット・カバノー氏(53)が上院司法委員会の公聴会で、性的暴行疑惑を完全否定して。

「まさかここまで来るとは……。長い道のりでした」=29日付『朝日新聞』

 プロ野球・中日の岩瀬仁紀投手(43)=写真=が、ナゴヤドームで行われた阪神戦で史上初の通算1000試合登板を達成して。

「命がけで新しい基地を造らせないという翁長知事の思いが県民に宿っていて、私を後押ししてくれた」=10月1日付『毎日新聞』

 翁長雄志(おながたけし)知事の死去に伴う沖縄県知事選で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する元自由党衆院議員の玉城(たまき)デニー氏(58)が、安倍政権が支援した前宜野湾市長の佐喜真淳(さきまあつし)氏(54)らを破り、初当選して。

「互いに非常に厳しくあたってきた。関係は行ったり来たりした。そして恋に落ちた。彼は私に美しい手紙を書いた」=1日付『朝日新聞』

 トランプ米大統領が南部ウェストバージニア州での支持者集会で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との関係について。

「この旅で色々なことを学び、生活の糧にしたい。頂いた声援をパワーに日本各地を走り抜けます」=1日付『読売新聞』夕刊

 大阪府警富田林署で勾留中に逃走した樋田淳也(ひだじゅんや)容疑者(30)が、山口県周南市で食料品を万引きしたとして逮捕された。逃走中、同県周防大島町の道の駅に「日本一周中」だと話して約1週間滞在し、偽名で置き手紙を残していた。

「『元気になった。あなたのおかげだ』と言われる時があると、自分の研究に意味があったと実感し、何よりうれしい」=2日付『毎日新聞』

京都大の本庶佑特別教授(76)
京都大の本庶佑特別教授(76)

京都大の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授(76)=写真=が、2018年のノーベル医学生理学賞を受賞することが決まった。免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD─1」を発見し、「がん免疫療法」に道を開いた。本庶氏が記者会見で。

「私、秘書とも刑事訴追されていない。検察の捜査が全てだ」=2日付『東京新聞』夕刊

 自民党役員人事で選対委員長に就任した甘利明氏が、党本部での記者会見で、建設会社からの金銭授受問題で2016年に経済再生担当相を辞任したことについて。

「『交渉しようとしないならあなたの国からの車にものすごい関税をかける』と言った。そうしたら彼らは『すぐ交渉を始めたい』と言ってきた」=2日付『朝日新聞』夕刊

 トランプ米大統領がホワイトハウスでの記者会見で、2国間の関税交渉入りで合意した日本との協議について。

「いわばあすの時代を切り開くための『全員野球内閣』だ」=3日付『日経新聞』

 第4次安倍改造内閣が発足。麻生太郎副総理兼財務相らを留任させ、経済、外交政策の安定を重視した半面、自民党の派閥均衡に配慮し、12人を初入閣させた。安倍晋三首相が記者会見で。

「皆さまにお会いしてみたら(女性が)1人だったので、あれっと思ったが、総理からは3人分働くように言われている」=3日付『読売新聞』

 女性の入閣は片山さつき地方創生担当相(59)だけだった。片山氏が記者会見で。

「現代的にアレンジして教えていこうと検討する動きがあると聞いており、検討に値する」=3日付『日経新聞』

 柴山昌彦文部科学相(52)が就任記者会見で、教育勅語について。教育勅語は国会で排除・失効が決議されており、野党から批判が出た。

「これまでにないつらい思いを経験し、深く反省し、皆さんに心よりおわびします。決定に従い、全力で納付します」=4日付『毎日新聞』

 中国国営新華社通信は、中国の人気俳優、范冰冰(ファンビンビン)さん(37)や関連会社幹部が映画の出演料など約1億4000万元(約23億2000万円)を脱税し、税務当局が追徴課税や罰金などとして計約8億8000万元(約145億8000万円)の支払いを命じたと伝えた。范さんが中国版ツイッター「微博」で。

「結局、優勝争いまでいかなかった。勝敗については責任を取らないといけない」=4日付『毎日新聞』

 プロ野球・巨人の高橋由伸監督(43)が成績不振の責任を取り、今季限りで辞任することになった。遠征先の広島市内で取材に応じて。

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