新聞から言葉をえぐる言言語語(2018年10月13日~19日)
「中長期的な収支見通しを精査した上で、収入にゆとりがあるならば、公共放送、公共メディアとしての立場に立ち返り、いろいろな形で還元したい」=10月13日付『毎日新聞』
NHKの上田良一会長は定例記者会見で、受信料を値下げする方針を表明した。
「これからの貿易交渉では、どの国とも為替問題を協議していく。日本を例外にすることはない」=14日付『日経新聞』
ムニューシン米財務長官は訪問先のインドネシア・バリ島で、日本との通商交渉で意図的な通貨安誘導を阻止する「為替条項」の導入を要求すると表明した。
「まさか自分がそこに名前を刻めるとは」=15日付『毎日新聞』
プロ野球・巨人の菅野智之投手=写真=が、セ・リーグのクライマックスシリーズのファーストステージ第2戦で、ヤクルトを相手にポストシーズン初のノーヒット・ノーランを達成して。
「彼には民主党みたいなところもある」=15日付『日経新聞』夕刊
トランプ米大統領はCBSテレビのインタビューで、マティス国防長官の去就について「政権を去るかもしれない」と述べた。
「現役の方が伸びる。不正だと思っていなかった」=16日付『朝日新聞』
昭和大学は、2013年以降の医学部一般入試2次試験で、現役と1浪の受験生に一律に加点する得点操作をしていたと発表した。記者会見で小川良雄医学部長が。
「あらゆる政策を総動員し、経済に影響を及ばさないよう全力で対応する」=16日付『日経新聞』
安倍晋三首相は臨時閣議で、2019年10月の消費税率10%への引き上げを改めて表明した。
「以前の記録は私自身が1982年に打ち立てた15歳という記録。今回、大幅な更新。快挙でございます」=17日付『読売新聞』
チェコ・プラハで開かれた第42回世界オセロ選手権で、横浜市立希望ケ丘小5年、福地啓介さん(11)が優勝し、最年少優勝記録を更新した。福地さんが帰国のため搭乗した全日空機の機長の谷田邦彦さん(51)が、機内アナウンスで自身がこれまでの記録保持者だったことを明かして。
「(提案の)根拠があいまいだった。先送りと言われるのは心外だ」=17日付『朝日新聞』
東京電力福島第1原発事故をめぐり業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣の公判は、東京地裁で被告人質問が始まった。元副社長の武藤栄被告(68)が、2008年に現場から提案された「最大15・7メートル」の津波への対策について、「先送り」を否定して。
「両社の融合は進んでおり、来年4月にロケットスタートを切れる」=17日付『毎日新聞』
2019年4月に経営統合する石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油は、統合後の新会社の社長に出光の木藤(きとう)俊一社長(62)=写真=が就く人事を発表した。木藤氏が記者会見で。
「面従腹背はやめましょう」=17日付『朝日新聞』
文部科学省は、一連の接待汚職事件で辞任した戸谷(とだに)一夫前事務次官の後任に、藤原誠官房長(61)を昇格させる人事を発表した。藤原氏が職員へのあいさつで、組織的な天下りあっせん問題で引責辞任した後に安倍政権を批判している前川喜平元事務次官の著書のタイトルを念頭に。
「国交相によって執行停止が決定されれば、内閣の内部における、自作自演の極めて不当な決定といわざるを得ない」=18日付『毎日新聞』
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、防衛省は行政不服審査法に基づき沖縄県による埋め立て承認撤回を不服とする審査請求を国土交通相に行った。これに対し、玉城デニー知事が「知事選で示された民意を踏みにじる」と厳しく批判して。
「交渉決裂への備えを続ける。全ては年末までに準備されなければならない」=19日付『読売新聞』
欧州連合(EU)はブリュッセルで首脳会議を開き、英国のEU離脱交渉について協議したが、最終合意の舞台として検討していた11月の臨時首脳会議の開催見送りを決めた。オランダのルッテ首相が。
「よほどの奇跡がない限り、記者は死亡したと認めざるを得ないだろう」=19日付『毎日新聞』夕刊
トランプ米大統領が米紙『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューで、行方不明になっているサウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏について。