経済・企業特集

提言 就活は4年生の1~3月に限定すべき=安田賢治 新・就活を生き抜け

    今の学生はまじめ(毎日)
    今の学生はまじめ(毎日)

     いつまで同じことを繰り返すのか。今回の「採用選考に関する指針(就活ルール)」の廃止についてだ。

     現状の就活ルールは3年生の3月1日に会社説明会など企業の広報の開始、4年生の6月1日から面接などの選考開始になっている。これが廃止になる。理由として、就活ルールの形骸化、通年採用などが上がっている。

    本分は学問

     しかし、過去にも同じことが起きている。1954年から紳士協定として大学と企業とで就職協定が結ばれていた。選考開始8月1日、内定日10月1日だった。97年卒業生まで続いたが、この時も同じ理由で廃止されている。開始以前から選考活動が行われ、就職協定が形骸化した。その他にも通年採用やインターネット利用などの新たな採用動向の拡大、規制緩和などが理由だった。

     それから20年以上たった。だが、今回の就活ルール廃止も同じ理由だ。この20年で何も変わっていなし、何の努力もしてこなかったことに他ならない。

    残り964文字(全文1364文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事