国際・政治特集

強まる「サウジ-ロシア」枢軸 産油国のパワーシフト =畑中美樹 新冷戦とドル・原油・金

    サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」の原油貯蔵タンク(Bloomberg)
    サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」の原油貯蔵タンク(Bloomberg)

     米トランプ政権が原油や金融などを対象にした第2次イラン制裁を発動した11月5日、国際的指標となる米国産標準油種(WTI)原油先物の価格(12月限)は、1バレル=63・1ドルと前日から0・04ドル下げて終了した。

     米国は同日、日本を含む8カ国・地域について、イラン産原油の禁輸を最長180日間免除すると発表。油価がわずかながら下がったのは、この適用除外によって、イラン産原油の供給が急減する懸念がなくなったためである。

     石油輸出国機構(OPEC)加盟15カ国は、今回のイラン制裁で油価が高騰しないよう増産していた。10…

    残り2396文字(全文2655文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月25日号

    残る・消える地銀16 本業の貸し出し低迷続き 半数超で衰える収益力■岡田 英/白鳥 達哉17 地銀全104行 収益力ランキング20 指標別ランキング 〈与信費用〉 4分の3で増加、想定超も21          〈貸出金利回り〉3割が「1%割れ」22          〈不動産業向け貸出比率〉大正が [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット