新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 言言語語

新聞から言葉をえぐる言言語語(2018年11月16日~22日)

「どのような基準が設けられて、どちらの主権になるのかが記されていない」=11月16日付『毎日新聞』

 ロシアのプーチン大統領が訪問先のシンガポールで記者会見。安倍晋三首相との首脳会談で「日ソ共同宣言」(1956年)に基礎を置き平和条約交渉を加速化させると一致したことに関連し、歯舞群島と色丹島の2島の引き渡しについて。

「お祭りの解釈を拡大しすぎて、視聴者が祭りという名前でイメージするには無理があるものまで扱うようになった」=16日付『読売新聞』

 日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」のやらせ疑惑をめぐり、大久保好男社長は記者会見で、海外の祭りに参加する企画を当面休止すると発表した。

「この道が正しいと全身全霊で信じている」=16日付『朝日新聞』夕刊

 英国の欧州連合(EU)離脱交渉をめぐり、閣議で承認した離脱合意案に与党内で反発が広がる中、メイ首相=写真=が記者会見で実現に向けた決意を表明した。

「法務省は技能実習生の実態をねじ曲げるようなことを何年もやってきた可能性がある」=17日付『朝日新聞』

 外国人労働者受け入れ拡大に向けた入管法改正案をめぐり、法務省は衆院法務委員会理事懇談会で、失踪した技能実習生への聞き取り調査結果に誤りがあったと明らかにした。立憲民主党の辻元清美国対委員長が批判して。

「政策を提言するだけでなく、実行できる組織にしたい」=17日付『読売新聞』

 経済同友会は、小林喜光代表幹事の後任にSOMPOホールディングスの桜田謙悟社長(62)を充てる人事を内定したと発表。来年4月に就任する。桜田氏が記者会見で。

「人の税金を使って学校に行った」=18日付『毎日新聞』

 麻生太郎副総理兼財務相が福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説し、東大卒の北橋健治・北九州市長を批判して。

「米国は締め付けるようなベルト(帯)や一方通行の道路は提供しない」=18日付『日経新聞』

 ペンス米副大統領が、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に先立つ演説で、中国の経済圏構想「一帯一路」に対抗心をあらわにして。

「組織票のイメージが付いたのは残念だが、報道でこにゅうどうくんが全国区になり、大きな成果があった」=19日付『毎日新聞』

「ゆるキャラグランプリ2018」の投票結果が東大阪市で発表された。事前のインターネット投票で一部自治体による組織票が問題となったため票数の調整が行われ、暫定1位だった「こにゅうどうくん」(三重県四日市市)は3位に転落した。四日市市の森智広市長が。

「1人に権限が集中し過ぎた。長年にわたるゴーン統治の負の遺産と言わざるを得ない」=20日付『毎日新聞』

 実際より少ない報酬額を有価証券報告書に記載したとして、東京地検特捜部は日産自動車のカルロス・ゴーン会長を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕した。西川(さいかわ)広人社長=写真=が記者会見して。

「受益の拡大と負担の軽減・先送りを求める圧力にあらがえなかった時代」=21日付『日経新聞』

 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が2019年度予算編成などに関する建議(意見書)で、平成の30年間を厳しく総括して。

「皇太子は悲劇的な出来事を知っていたかもしれないし、知らなかったかもしれない」=21日付『読売新聞』夕刊

 トランプ米大統領がサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件について声明を発表。サウジの実質的な最高実力者、ムハンマド皇太子の関与の有無に関わらず、サウジとの関係維持を重視する意向を示した。

「国際約束が守られないのであれば、国と国との関係が成り立たなくなってしまう」=22日付『朝日新聞』

 韓国の女性家族省は、2015年の慰安婦問題に関する日韓合意に基づき設立された「和解・癒やし財団」を解散すると発表した。安倍首相がこれを厳しく批判して。

「いろんな能力を総結集して、ジャッジ(判定)してやるのが私の仕事。判断力は抜群だと思っている」=22日付『毎日新聞』

 桜田義孝五輪担当相が衆院内閣委員会で、政府のサイバーセキュリティ戦略本部副本部長としての資質が疑問視されていることについて。

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事