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パーキンエルマー 世界的な分析・測定機器メーカー=永井知美/217

    数多い自社製品・サービスを解説するパーキンエルマーのホームページ
    数多い自社製品・サービスを解説するパーキンエルマーのホームページ

     ◆PerkinElmer

     米パーキンエルマーは、ライフサイエンス(生命科学)・環境・食品分野向けに150カ国以上で分析機器、測定機器、試薬など消耗品、関連ソフト・サービスを販売する有力企業だ。

     精密光学機器メーカーとしてスタートし、航空写真用カメラや天体望遠鏡など、光学機器製品を開発・生産していたが、事業の選択と集中を進め、祖業の光学機器事業を売却。近年は得意の画像技術を生かし、企業買収も重ねて、高成長が見込まれるライフサイエンスと環境分野に軸足を移している。新生児スクリーニング(先天性疾患を持つ新生児を早期発見する検査)では、売上高で世界首位。新興国における健康・環境意識の高まりを見越して、中国、インドといった新興国へも積極的に進出し、収益を伸ばしている。

     現在のパーキンエルマーは1931年に設立された米EG&G(写真・ストロボ技術に強み)と37年に設立されたパーキンエルマーの2社がルーツとなる。もともとパーキンエルマーは光学機器や分析機器の製造販売を主力とし、半導体製造装置も手掛けていたが、競争激化で半導体製造装置からは撤退。99年にEG&Gがパーキンエルマーの分析機器事業を買収し、社名をパーキンエルマーに変更した頃から、ライフサイエンスへの傾斜を強めていく。

     2018年1~9月期の売上高構成比は、ディスカバリー&アナリティカル ソリューションズ部門(以下、DAS)が61%、分析機器部門が39%になる。

    残り2700文字(全文3322文字)

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