新聞から言葉をえぐる言言語語(2018年12月1日~7日)
「ポジティブな言葉だけを発するというルールで活動し、その言葉を評価されたのでうれしい」=12月4日付『朝日新聞』
2018年の新語・流行語大賞に、平昌冬季五輪カーリング女子で銅メダルを獲得した日本代表「ロコ・ソラーレ」の選手たちが試合中に発した「そだねー」が選ばれた。主将を務めた本橋麻里さん=写真=が表彰式で。
「近代化されたUSMCAは、自動車産業の労働者にとって多大な利点がある」=12月1日付『日経新聞』
米国、カナダ、メキシコの3カ国は、北米自由貿易協定(NAFTA)を改定した新たな貿易協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」に署名した。主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれたブエノスアイレスでの署名式で、トランプ米大統領が。
「民間の当事者で決めていくもので、政府が関与するものではない」=1日付『朝日新聞』夕刊
安倍晋三首相がフランスのマクロン大統領とブエノスアイレスで会談。日産と三菱自動車、仏ルノーの3社連合のあり方について。
「両国が現在強化している関税をすべて取り消す方向で対話を進める」=3日付『毎日新聞』
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席がブエノスアイレスで会談。新たな通商協議を開始し、米側が来年1月に予定していた追加関税率引き上げを90日間凍結することで合意した。中国の王毅国務委員兼外相が記者会見で。
「服部の走りで(好記録が続く)日本男子マラソンが本物の本物になってきた」=3日付『毎日新聞』
第72回福岡国際マラソンで、服部勇馬(トヨタ自動車)が日本歴代8位の2時間7分27秒で初優勝した。日本勢の優勝は14年ぶり。瀬古利彦・日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが。
「我々は報酬を提示されて就任を決めたのではなく、日本の将来の産業を育成するという志に共鳴したからだ」=4日付『毎日新聞』
経済産業省は、官民ファンド「産業革新投資機構(JIC)」が申請した田中正明社長らへの高額の役員報酬を認可しないと発表した。報酬はもともと同省が提示したもので、JICは強く反発した。田中社長が報道陣に。
「世界は再公営化の流れなのに、なぜ日本が10周遅れで失敗を上塗りしなければならないのか」=5日付『毎日新聞』
参院厚生労働委員会で社民党の福島瑞穂氏が、水道事業の実質的な民営化をしやすくする水道法改正案を批判して。改正法は6日に成立した。
「一部でも地名が入ったことを前向きにとらえ、地域の歴史や魅力を発信していきたい」=5日付『読売新聞』
JR東日本は、20年春に開業する山手線の田町─品川駅間の新駅名を「高輪ゲートウェイ」に決定したと発表した。「高輪」の採用を求めてきた高輪泉岳寺前商店会の石川進会長が、「ゲートウェイまで入るとは」と驚きながら。
「(王座を失った)あの試合で自分のボクシングを終わりたくない」=5日付『読売新聞』
前世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者で10月の防衛戦で敗れた村田諒太(32)=帝拳、写真=が東京都内で記者会見し、現役続行を表明した。
「私はタリフマン(関税が好きな男)だ」=5日付『日経新聞』夕刊
トランプ米大統領はツイッターで、米中通商協議が不調に終わった場合、中国からの輸入品に追加関税を課す方針を改めて示した。
「あす法務委員会に2時間出てややこしい質問を受ける」=6日付『毎日新聞』
安倍首相が東京都内のホテルで開かれたエコノミスト懇親会で、入管法改正案をめぐり6日の参院法務委員会に出席することについて。野党が発言に反発した。
「2050年にはほとんどのがんで増殖を抑えられるようになり、がんとの共存が可能になるだろう」=7日付『日経新聞』
ノーベル医学生理学賞を受賞する本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授(76)が、ストックホルムのカロリンスカ研究所での記者会見で。
「今回の逮捕と関係なく、ファーウェイは我々の懸念材料だった。米企業の知的財産権を盗み、技術移転を強要する中国企業のやり方を何年も懸念してきた」=7日付『日経新聞』夕刊
カナダ当局が、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)の孟晩舟容疑者を拘束。対イラン制裁違反容疑で米政府が要請したという。ボルトン米大統領補佐官がラジオ番組のインタビューで。