週刊エコノミスト Online闘論席

古賀茂明の闘論席 悲願の液体ミルク

     江崎グリコが、乳児用液体ミルクを発売すると発表した。主要国ではすでに販売されていたが、日本では初となる。液体ミルクに関心が集まったのは、熊本地震の時だと言われるが、実際には、10年以上前から要望はあった。

     そもそも、液体ミルクが先進諸国で販売されているのは、災害用のためではない。子育ての負担の中でも、粉ミルクを使う大きな手間を軽減するのが主たる目的だ。

     粉をお湯で溶き、赤ん坊がやけどしないように人肌温度まで冷ます。作り置きもできず、誕生後しばらくの間は、夜中でも2時間おきに、泣いてぐずる赤ん坊をあやしながらミルクを作る。哺乳瓶の消毒も必要だし、外出時には魔法瓶持参で赤ん坊を抱えて大荷物を担ぐという重労働を強いられる。

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