ブラジル 貧困層200万人増 母国を離れる若者=松本浩治
有料記事
ブラジル地理統計院(IBGE)が2018年12月に発表した18年度の総合社会指標データによると、17年のブラジル人口の26.5%(約5480万人)が、月収406レアル(約1万1700円)以下の貧困層という結果が出た。データは世界銀行が設定した貧困基準に沿ったもので前年から200万人も増加。同指標部門の専門家は、労働市場の悪化が増加の主要原因だとしている。
残り567文字(全文746文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める