教養・歴史書評

アメリカ 大統領選に名乗り、女性議員の自伝=冷泉彰彦

     2020年の米大統領選投票日まで1年9カ月。野党・民主党では続々と立候補宣言がなされている。大統領候補になるには、まず「調査委員会」を設立、同時に自伝を刊行することが多い。その上で正式な立候補宣言を行って予備選に立候補する。

     この自伝というのは、選挙戦の前哨戦として重要だ。オバマ前大統領の場合は、『マイ・ドリーム バラク・オバマ自伝』(原題:Dreams from My Father)が好評だったことが立候補に結びついたし、クリントン元国務長官の場合は、正式な立候補の前に『困難な選択』(原題:Hard Choices)が話題になった。

     自伝は自己PRとして極めて有効だし、本のPRを目的に地上波各局の情報番組に出演して名前を浸透させる道具にもなりうる。今回も多くの候補が自伝を公刊している。

    残り621文字(全文970文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    8月11・18日合併号

    2020年後半 日本・世界経済大展望第1部16 「沈没」する自動車大国 苦境・群馬が暗示する近未来 ■神崎 修一/柳沢 亮/加藤 結花19 「トヨタ超え」テスラ、三つの理由 ■中西 孝樹20 コロナワクチン開発 「実用化まで1年半」でも野心的 ■近内 健22 米大統領選 3項目でバイデン氏が優勢 ■ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット