週刊エコノミスト Online編集後記

編集部から 下桐実雅子/稲留正英 

    編集部から

     認知症の早期治療に取り組む山本朋史さん(66)の話を聴く機会があった。仕事でダブルブッキングするなどのミスが続き、不安になって専門医を受診。認知症の前段階と言われる「軽度認知障害」と診断された。何もしないと5年で半分ぐらいの人が認知症に進むといい、進行を遅らせようと、トレーニングに励んできた。

     病院のデイケアに通い、芸術療法や音楽療法、料理、認知ゲームなど、脳に刺激を与えるあらゆることに挑戦したそうだ。中でも効果を感じたのは、筋トレだという。これらの早期治療を始めて5年。物忘れはあるけれど、日常生活に支障はなく、ゆっくり回復していると感じられるという。

     進行を何とか食い止めようという気迫を感じた。みんながここまでできるわけではないだろうが、認知症に特効薬はない中、こうした施設が身近に増えてほしい。

    (下桐実雅子)

     日韓関係は悪化の一途だが、我が家では、韓国との「民間交流」が静かに続いている。大学生の長女は昨年夏の家族旅行に続き、この春休みに学友とソウルを訪れた。山盛りの牛焼き肉を平らげ、李王朝時代を代表する景福宮(キョンボックン)では、友達とチマチョゴリをレンタルして記念撮影をした。彼女らの心の中は、さながら韓流ドラマに登場する両班(リャンバン)(貴族)の姫か世子嬪(セジャビン)(王の跡継ぎの正室)だったのではないか。

     もう10年以上前に、当時から観光立国を提唱していた二階俊博衆院議員(現自民党幹事長)にインタビューしたことがある。「民間レベルの観光交流は、プロの外交よりもはるかに国家間の親善効果がある」との言葉が印象に残る。二階氏は昨年8月には同派の研修会をソウルで開いた。早速、「ネトウヨ」の批判が相次いだが、私は、長女や二階氏の力強さを見習いたい。

    (稲留正英)

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