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週刊エコノミスト Online 編集後記

編集部から 白鳥達哉/桐山友一

編集部から

 今年1月に開かれたゲームの開発イベント「グローバル・ゲーム・ジャム」を見学した。国際的な非営利団体の主催で、世界各地の会場に集まった参加者が即席でチームを組み、出題テーマに沿ってゲームを48時間以内に作り上げる。見ず知らずの開発者が交流し、思いもかけないユニークな作品が生まれるのが面白い。

 国内でも21会場が設けられ、私は東京・神田の会場に。今年の出題テーマ「あなたにとって家とは」に加え、電子工作を組み合わせる会場独自ルールも課されていた。日曜夕方にできあがった作品の中で一番人気だったのは、手の動きをセンサーで感知し、段ボールで作ったボードを操作してビー玉転がしを楽しむゲーム。スタートは会社、ゴールが家の設定だ。

 どんな仕事でも一人ではアイデアに行き詰まる。編集者向けのイベントもあればぜひ参加してみたい。

(白鳥達哉)

 北海道室蘭市が3月1日に実施した旧総合福祉センターの建物と市有地売却の一般競争入札で、落札額は「マイナス881万円」だったという。「売却」なのに、市は現金を受け取るどころか支払う立場だ。

 土地の評価額から建物の解体費を差し引いた結果、売却額がマイナスとなったが、土地活用を促すために現金を支払ってでも「売却」を決めたという。マイナス額での入札は全国で2例目のようだが、地方では実質的に土地・建物の価値がマイナスの「負動産」はざらだろう。

 相続未登記などによる土地の「所有者不明化」が問題となり、法務省は相続登記の義務化も検討する。しかし、そもそもの大きな要因は負動産の増加だ。それが、固定資産税ではプラスの価値で評価・徴収されている。所有者不明化問題の解消のため、いっそのことマイナスの固定資産税を検討する時期かもしれない。

(桐山友一)

 ■来週のエコノミスト

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【おわびして訂正します】

 本誌3月5日号43ページの記事「ゆうちょ銀『集票力』のジレンマ」で、「前回300万円の引き上げ後の1年間で貯金は約1.5兆円しか増えていないように見えるが(図1)、限度額を超えた振り替え分を除く純増では約2.4兆円増え、他の金融機関を上回った」とあるのは、「前回300万円の引き上げ後の1年間で貯金は約1.5兆円増えた(図1)」の誤りでした。

 本誌3月12日号24ページの記事「サンバイオ森敬太社長に聞く」で、見出し「外傷性脳障害は今期中に申請」とあるのは、「外傷性脳損傷は今期中に申請」の誤りでした。

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