投資・運用治る バイオ薬&遺伝子・再生医療

関連銘柄 バイオ株は買いか?=編集部

(注)▲はマイナス。「東証JQG」は東証JASDAQグロース、「東証JQS」は東証JASDAQスタンダードの略(出所)ブルームバーグ、各社資料より編集部作成
(注)▲はマイナス。「東証JQG」は東証JASDAQグロース、「東証JQS」は東証JASDAQスタンダードの略(出所)ブルームバーグ、各社資料より編集部作成

上表はベンチャーを中心に主なバイオ関連企業を挙げた。詳しくはこちら

 サンバイオショックに揺れた2019年初頭のバイオ関連相場だが、長期的にバイオ関連株の時価総額は上昇トレンドにある。みずほ証券の野村広之進シニアアナリストによると、「バイオセクターの時価総額は、ブームと停滞期を繰り返し、段階的に水準を切り上げてきている」という(図)。

 バイオ相場が立ち上がる直接のきっかけは12年10月に山中伸弥・京都大学教授がiPS細胞でノーベル医学生理学賞を受賞し、再生医療に注目が集まったこと。そして、安倍政権が再生医療へ注力する方針を打ち出し、再生医療新法が成立。新法により臨床試験の第2相(第2段階)で承認が取れるようになったため、従来の臨床試験の第3相(第3段階)は新薬を販売しながら開発を続けることが可能となり、ベンチャーのリスクをかな…

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