教養・歴史言言語語

新聞から言葉をえぐる言言語語(2019年3月16日~22日)

「不正なことはしていない。潔白を証明すべく今後も努力していく」=3月20日付『読売新聞』

竹田恒和 日本オリンピック委員会会長
竹田恒和 日本オリンピック委員会会長

20年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑で、フランス司法当局の捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は、JOC理事会で6月の任期満了をもって会長を退任すると表明した。理事会後、記者団に。

「軟弱地盤を改良するという新たな課題が出てきた。そこ(2022年度)までにはというのは正直難しい」=16日付『毎日新聞』

 防衛省は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古の埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤の改良工事に3年8カ月かかるなどとした調査報告書を、国会に提示した。岩屋毅防衛相が記者会見で、日米両政府が普天間の返還を「早ければ22年度」としていることについて。

「世界のどこでも、移民を多く受け入れる場所に安全な場所はないと示せる」=17日付『朝日新聞』

 ニュージーランド南部クライストチャーチでの銃乱射テロ事件で逮捕されたブレントン・タラント容疑者(28)は、インターネット上に74ページの犯行声明文を投稿していたとみられる。その中で、NZで事件を起こした理由について。

「改めて責任を痛感している。してしまったことの責任と、これからの明石への責任だ」=18日付『朝日新聞』

 暴言問題があった兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)の辞職に伴う出直し選で、泉氏が元職と新人にトリプルスコア以上の差をつけ、3選を果たして。

「当時の社長である深山祐助氏の指示で、内部充填(じゅうてん)剤として発泡ウレタンを使用する方向性が示された」=19日付『日経新聞』

 賃貸アパート大手レオパレス21は、外部調査委員会による施工不良問題の中間報告書を公表。報告書は、設計図と異なる壁の部材の使用について、創業者で当時の社長だった深山氏の「トップダウンの指示」だったと認定した。

「日本高野連の有識者会議で議論を前に進めていこうという考えはありがたい。我々の主張や考え方もその中で表明できると前向きに考えた」=19日付『毎日新聞』

 新潟県高校野球連盟は、今年の春季県大会での球数制限導入を見送ると発表した。4月に発足する日本高校野球連盟の有識者会議には、同県高野連の富樫信浩会長も参加する。富樫氏が見送りを「残念」としながらも。

「個人の罪はあるが、作品には罪はないという気持ちで東映と話してきた」=20日付『朝日新聞』夕刊

 コカインを使用したとして逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者(51)が出演する映画「麻雀(マージャン)放浪記2020」を、予定通り公開すると東映が発表した。会見した白石和彌(かずや)監督が。

「連続3期9年までが自民党の明確なルールなので、正真正銘、(現在の)3期目が最後の任期となる」=21日付『毎日新聞』

 安倍晋三首相は東京都内で開かれた日本商工会議所の会合であいさつし、自民党内で取りざたされている「党総裁連続4選論」を否定した。

「トランプ氏が再選されると信じている」=21日付『毎日新聞』

 ブラジルのボルソナロ大統領が訪米し、ホワイトハウスでトランプ米大統領と初会談。両氏は共同記者会見で「フェイク(偽)ニュース」の言葉を使うなど意気投合した。ボルソナロ氏がトランプ氏を持ち上げて。

「娘が亡くなってから3年以上が過ぎた。当然のことを認めるのにあまりに長すぎた」=21日付『読売新聞』

 茨城県取手市で15年11月、市立中学3年の中島菜保子さん(当時15歳)がいじめを苦にする書き込みを残して自殺した問題で、県設置の調査委員会は、同級生によるいじめと自殺の因果関係を認める報告書を公表した。父親の考宜(たかのぶ)さん(47)が記者会見で。

「あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません」=22日付『読売新聞』

イチロー外野手(45) 
イチロー外野手(45) 

米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(45)が、東京ドームでのアスレチックス戦後に記者会見し、現役引退を発表した。球場に詰めかけたファンの大歓声を浴びたことについて。

「米経済は健全なペースで拡大するとみているが、昨年秋以降は想定より減速している」=22日付『毎日新聞』

 米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で、19年の利上げ回数を従来見通しの2回からゼロに変更した。パウエルFRB議長が記者会見で。

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