新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 言言語語

新聞から言葉をえぐる(2019年4月26日~5月10日)

天皇陛下
天皇陛下

「自己の研鑽(けんさん)に励むとともに、常に国民を思い、寄り添いながら、憲法にのっとり、象徴としての責務を果たす」=5月1日付『毎日新聞』夕刊

「令和」が幕開けした1日、新天皇陛下が皇居・宮殿「松の間」で「即位後朝見の儀」に臨まれた。天皇として国民に向けた初めてのおことばで。

「最終判断はFC店オーナーに委ねる」=4月26日付『毎日新聞

 セブン─イレブン・ジャパンなどコンビニ大手は、人手不足やフランチャイズチェーン(FC)店主らの負担軽減に向けた行動計画を発表した。記者会見したセブンの永松文彦社長が営業時間の短縮について。

「2020年春頃までは金利を引き上げることは全くないし、かなり長い期間にわたって極めて低い長短金利を継続する」=26日付『読売新聞』

 日銀は金融政策決定会合で、現行の超低金利政策を「少なくとも2020年春ごろまで」継続することを決めた。黒田東彦総裁が会見で。

「かなり早く進められると思う。たぶん(5月末に)訪日するまでか、訪日の際に日本でサインするかもしれない」=27日付『朝日新聞』夕刊

 トランプ米大統領が安倍晋三首相とホワイトハウスで会談。冒頭で記者団から日米貿易交渉の合意時期のめどを問われ、早期合意に強い意欲を示した。

「厳しい時だ。選挙を通じた(国民の)メッセージは『EU離脱を実現せよ』だった」=5月5日付『読売新聞』

 英国の地方選挙で、メイ首相の国政与党・保守党が大幅に議席を減らした。最大野党の労働党も議席減となった。メイ氏が党集会で。

「私自身が金正恩(キムジョンウン)(朝鮮労働党)委員長と条件をつけずに向き合わなければならない」=7日付『毎日新聞』夕刊

 安倍晋三首相は首相公邸前で記者団に、無条件で日朝首脳会談に臨む意向を表明した。これまでは拉致問題の進展などを前提とする考えを示していたが、方針を転換した。

「中国は過去の合意事項を後退させてきた」=7日付『日経新聞』夕刊

 トランプ米大統領は米中通商協議をめぐり、10日に2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する追加関税率を10%から25%に引き上げると表明した。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が記者団に、責任は中国側にあると強調して。

エンゼルスの大谷翔平選手
エンゼルスの大谷翔平選手

「楽しかった。無事に終わって、また明日を迎えられそうなので、よかった」=8日付『毎日新聞』夕刊

 右肘手術を受けた米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手がデトロイトでのタイガース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、昨年9月30日以来219日ぶりにメジャー復帰を果たして。

「正直、心が折れそうな時もあります。ですが、たくさんの言葉にはげまされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます」=8日付『読売新聞』夕刊

 白血病を公表した競泳女子、池江璃花子選手が公式ホームページを開設。ファンや競泳関係者に向けて直筆のメッセージを掲載した。

「我々は1年待ったが、何も得られず、我慢の限界が来た」=9日付『朝日新聞』

 イランのロウハニ大統領はテレビ演説で、米国が核合意を離脱したことへの報復措置として核合意の履行を一部停止すると宣言した。一方で核合意について「去ることを意味するのではない」とも述べた。

「しばらく留守にしているうちに泥棒が入った。ヘソクリ全部取られた」=9日付『朝日新聞』

 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の愛知県日進市にある別宅が空き巣被害に遭い、金の延べ板計7キロ(約3400万円相当)などが盗まれていたことがわかった。高須院長が自らのツイッターで。

「SBGの成長エンジンはファンド。世界中の投資家が第2号に参加したがっている」=10日付『毎日新聞』

 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は、10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の第2号を近く設立する方針を明らかにした。会見で成功に自信を見せて。

「これまでの情報を総合的に勘案した結果、9日に北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射したとみられる」=10日付『毎日新聞』夕刊

 日米両政府は、北朝鮮が9日に発射した飛翔(ひしょう)体について「弾道ミサイル」だったとの分析結果を発表した。岩屋毅防衛相が会見で。

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事