新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 書評

『本当にわかる世界経済』『仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書』『他力の哲学』『京大的アホがなぜ必要か』

『本当にわかる世界経済』 井上恵理菜著 日本実業出版社 1600円

 世界経済の現状をコンパクトに解説した入門書だが、「世界経済を突き動かす要因」で各章をまとめている。その要因とは、雇用の縮小を招く「グローバル化」、実体経済と乖離(かいり)して膨張した「マネー」、先進国が陥った「低成長と低インフレ」、先進国内にも広がってきた「富の偏在」、解決の難しい「環境破壊」などだ。経常収支、株価、金利、為替などのデータも豊富。一冊通しての読み方だけでなく、知りたいことを調べる際の辞書としても使えそう。(T)

残り731文字(全文980文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中郁次郎 一橋大学名誉教授「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化■大垣昌夫23 Q&Aで理解す [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事