台湾 現実味帯びる蔡総統の訪米=井上雄介
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台湾・国家安全会議(NSC)の李大維秘書長が5月半ばに訪米し、ボルトン米大統領補佐官と会談していたことが判明し、蔡英文総統のワシントン訪問が現実味を帯びてきた。会談は、その地ならしとの臆測が出ている。米台の安全保障部門トップ級の会談は、1979年の米台断交後初めてだ。
中国との対立を深めるトランプ政権は、自国のインド太平洋戦略で台湾を重要パートナーと見ている。また、独立志向である民進党の蔡政権も、中国との緊…
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週刊エコノミスト
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