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セブン、沖縄単独進出の勝算 ファミマ、ローソンは地元密着=松崎隆司

オープン初日、レジに買い物客が列を作った那覇松山1丁目店(セブン−イレブン・ジャパン提供)
オープン初日、レジに買い物客が列を作った那覇松山1丁目店(セブン−イレブン・ジャパン提供)

 7月11日午前7時、沖縄に初上陸したセブン─イレブン・ジャパンの14店舗が一斉にオープンした。図らずもこの日は「セブン─イレブンの日」。セブン─イレブンにとって特別な日だった。

 連日の報道で沖縄県民の関心は高く、初日はいずれの店も客が殺到。本部のある那覇松山1丁目店ではピーク時には200人の列ができ、一時は入場制限したほどだ。セブン─イレブンの広報担当者は「セブンプレミアムの金の食パンはすごい人気で、飛ぶように売れていた。7月20日と8月8日にも相次いで出店し、すでに16店舗になった」と話した。

 セブン─イレブン・ジャパンの古屋一樹会長とセブン─イレブン・沖縄の久鍋研二社長が沖縄県庁の玉城デニー知事の元を訪ねたのはオープン前日の7月10日。知事応接室には40人の記者たちが待ち構えていた。「1日も早い出店をしたかった」と古屋会長が語れば、玉城知事もまた「県内の皆さんも楽しみにしている」と好意を示した。

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