オーストラリア 新空港核に拡大する都市開発=守屋太郎
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シドニー西方の農村地帯で、新都市の建設計画が動き出している。連邦・州政府の主導で、2026年開港予定の「西シドニー空港」を核に、航空や防衛などの関連企業を誘致し、約20万人が働く臨空都市「エアロトロポリス」を建設。20年後には人口約150万人の新都市圏「ウエスタン・パークランド・シティー」を整備し、シドニー中心部、西郊パラマタに続く第3の都市圏をつくる。
政府は10月、天然木材を多用した空港ターミナルのデザインを公表。空港へのアクセスとなる自動運転鉄道の新線、高速道路の建設も決まった。
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週刊エコノミスト
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