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三菱電機にサイバー攻撃 中国系ハッカー関与か 狙われるインフラ機密=山崎文明

    官公庁や電力、宇宙など機密情報を多く扱う……(Bloomberg)
    官公庁や電力、宇宙など機密情報を多く扱う……(Bloomberg)

     三菱電機がサイバー攻撃を受け、社内の技術資料や個人情報が漏えいした可能性があることが判明した。三菱電機は防衛省など官公庁はもとより、電力や通信、鉄道、自動車、宇宙といった、日本の重要インフラを支える技術の根幹を握る企業である。2011年にも三菱重工業がサイバー攻撃を受け、空対艦誘導弾の性能試験データや原子力発電所の設計図、耐震性能に関するデータなどが漏えいしている。

     三菱電機の情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)にあるサーバーの不審な動作が発見の端緒とされており、同一ファイルが中国国内や複数の拠点で見つかっていることから、社員のIDやパスワードが中国の拠点から漏れていた内部犯行とも推察される。三菱電機は社員など8000人超の個人情報のほか、技術資料や営業資料が流出した可能性があるとしているが、具体的には明らかにしていない。

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