教養・歴史アートな時間

舞台 十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言 菅原伝授手習鑑=小玉祥子

    菅丞相(菅原道真)を演じる片岡仁左衛門 撮影/福田尚武 写真提供/松竹
    菅丞相(菅原道真)を演じる片岡仁左衛門 撮影/福田尚武 写真提供/松竹

    「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」は「仮名手本忠臣蔵」「義経千本桜」と共に歌舞伎の三大名作と呼ばれる人気作品だ。平安時代前期の政治家、菅原道真の失脚を素材に人形浄瑠璃として延享3(1746)年に初演され、後に歌舞伎に入った。

     東京・歌舞伎座の「二月大歌舞伎」の昼の部では「十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善狂言」として「菅原伝授手習鑑」の「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」が上演中で、十三世の三男の現・仁左衛門が菅丞相(かんしょうじょう)(道真)をつとめている。

     道真は学者として知られ、右大臣になるが、左大臣藤原時平らの陰謀で失脚。配所の大宰府(福岡県太宰府市)で没した。後に冤罪(えんざい)とわかり、失脚に関係した人々に不幸が続いたことから神としてまつられ、今日まで天神様として敬われている。

    残り912文字(全文1267文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月9日号

    指標で先読み 米国経済14 消費者心理は底入れ 株の「先高」示唆か ■種市 房子18 ISM指数 企業景況感を速報 製造業不況 コロナ前に顕在化 ■馬渕 治好20 企業向け貸し出し 資金繰り需要を反映 政策後押し 30%増 ■丸山 義正21 PER(株価収益率) 株の割高感示す 企業利益2割上振れ期 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット