教養・歴史アートな時間

映画 21世紀の資本 ピケティなど経済学者が続々 ドキュメンタリーと意外な相性=野島孝一

    (c)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights
    (c)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights

    『週刊エコノミスト』で映画を紹介している身で言うのはおこがましいが、経済と映画は、あまり相性がよくない。一般的に経済は難しいと思われがちで、ドラマの素材にはしにくいと思われる。「ウォール街」(1987年)や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)のような映画はどうなのかと聞かれそうだが、たまたま主人公たちが働き、活動している場が経済活動の最前線というだけのことだと思っている。

     そんな中で、ドキュメンタリー映画は経済と深いかかわりを持つことができると考える。なるほど経済は難しい。それなら映画で分かりやすく教えてやろうじゃないか。そんなふうに考える映画関係者が出てくるのが道理だ。マイケル・ムーア監督はリーマン・ショックの最中にウォール街に突撃取材し、「キャピタリズム マネーは踊る」(09年)を撮った。

    残り784文字(全文1142文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月16日号

    コロナデフレの恐怖14 サービス業に「デフレの波」 失業増で負のスパイラルも ■桑子 かつ代/市川 明代17 市場に問われる開示姿勢 ■井出 真吾18 図解デフレ大国ニッポン ■編集部19 デフレ圧力は過去にない水準に ■永浜 利広20 コロナで「上がった下がった」ランキング ■編集部21 インタビ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット