教養・歴史アートな時間

映画 21世紀の資本 ピケティなど経済学者が続々 ドキュメンタリーと意外な相性=野島孝一

(c)2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights
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『週刊エコノミスト』で映画を紹介している身で言うのはおこがましいが、経済と映画は、あまり相性がよくない。一般的に経済は難しいと思われがちで、ドラマの素材にはしにくいと思われる。「ウォール街」(1987年)や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)のような映画はどうなのかと聞かれそうだが、たまたま主人公たちが働き、活動している場が経済活動の最前線というだけのことだと思っている。

 そんな中で、ドキュメンタリー映画は経済と深いかかわりを持つことができると考える。なるほど経済は難しい。それなら映画で分かりやすく教えてやろうじゃないか。そんなふうに考える映画関係者が出てくるのが道理だ。マイケル・ムーア監督はリーマン・ショックの最中にウォール街に突撃取材し、「キャピタリズム マネーは踊る」(09年)を撮った。

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週刊エコノミスト

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