教養・歴史書評

『段落論 日本語の「わかりやすさ」の決め手』 石黒圭著 光文社新書 820円

『段落論 日本語の「わかりやすさ」の決め手』 石黒圭著 光文社新書 820円

 文章とは書き手から読み手への情報の引っ越しであり、段落という箱に積み込めば効率的に伝えられる──。日本語研究の第一人者が分かりやすい文章作成に必要な独自の“段落論”を展開。仕組みや存在意義を丁寧に説明し、「冒頭の接続詞を有効に使う」など心掛けるべき点を詳細に指南。読み書きの時だけでなく話す際にも段落の考え方を意識すれば思考が整理され、より聞き手に内容を伝達できるという。まさに目からうろこが落ちまくり。(W)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事