舞台 第四十三回 納涼能 能楽協会東京支部主催=小玉祥子
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『平家物語』『伊勢物語』など古典に材を取った能を楽しむ
シテ方喜多流の友枝昭世(ともえだあきよ)、シテ方観世流の観世銕之丞(かんぜてつのじょう)、狂言方大蔵流の山本東次郎ら各流儀を代表する能楽師が出演する「第四十三回 納涼能」(能楽協会東京支部主催)が、7月17日(金)午後2時、東京・宝生(ほうしょう)能楽堂で催される。
最初が能「鶴亀」。唐の玄宗皇帝の宮廷で正月の祝宴が開かれる。鶴と亀が皇帝の長寿を祈って舞い、興に乗った皇帝も舞う。古風で明るい曲。シテの皇帝は観世銕之丞。
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週刊エコノミスト
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