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教養・歴史 書評

『新種の発見』 岡西政典著 中公新書 860円

『新種の発見』 岡西政典著 中公新書 860円

 動物分類学の世界をうかがわせてくれる書。地球上で名前がある生物は180万種以上いるが、未知種の生物は、少なくても800万種、多ければ1億種以上いるという。時にはメディアをにぎわす新種の命名もあるが、新種と特定するには、関係文献をすべて集めるなど、きわめて地味な作業が必要で、数年、時には一生かかることもあるらしい。陸、海での採集方法や早い者勝ちの命名のルールなどエピソードも豊富で、専門外の人も面白く読める。(T)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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