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教養・歴史 書評

『Mother Machine』 神舘和典著 幻冬舎 1500円

『Mother Machine』 神舘和典著 幻冬舎 1500円

 工作機械は、工業製品という機械を作るための機械として「マザーマシン(母なる機械)」と呼ばれる。本書は、1919年に名古屋の鍛冶屋として開業し、朝鮮戦争の特需で飛躍、米国にも進出したヤマザキマザックの成功物語。世界初の無人化工場の実現が報道されると、サッチャー英首相から工場誘致のラブコールを送られ、中国の江沢民国家主席は長時間視察を敢行。そのブランド構築法や人材育成など、世界で通用する日本企業のあり方が示されている。(K)

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経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

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