教養・歴史書評

『やってくる』 郡司ペギオ幸夫著 医学書院 2000円

    『やってくる』 郡司ペギオ幸夫著 医学書院 2000円

    「人間は人工知能にとって代わられる」と脅されるようになった。そして「能力を高めなければ生き残れない」と焦ってしまう。本書はそんな風潮の上にいるところに、座布団を引っこ抜くような爽快な一冊だ。著者はむしろ人間のほうが人工知能化し、認識の枠組みが固定していると憂う。「干しぶどうだと思ってかじったら、虫の死がいだった」など、認識と感覚がズレた驚きのエピソードの数々に、そのズレこそ人間の本質なのだと考えさせられる。(A)

    インタビュー

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事