教養・歴史 書評 『労働経済』 清家篤、風神佐知子著 東洋経済新報社 2200円 2020年11月13日 『労働経済』 清家篤、風神佐知子著 東洋経済新報社 2200円 生活の糧を得ることはもちろん、自分の能力を社会に生かす意味でも多くの人にとって仕事は最重要テーマである。本書は仕事のベースになる労働市場でいまどんなことが起きているのかをつぶさに紹介・検討する。労働需要に失業、賃金、労働時間といった普遍的な項目に加え、高齢者や女性の雇用、さらに情報通信、AI(人工知能)などの技術革新がもたらす第4次産業革命など、最新の課題に対してどう考えればいいのか、丁寧に解説されている。(K) 前の記事 10月15~21日(フィクション/ノンフィクション) 次の記事 出版業界事情 ついに『JJ』も不定期化へ=永江朗 文字サイズ 小中大 印刷