教養・歴史書評

『病と障害と、傍らにあった本。』 齋藤陽道、頭木弘樹、岩崎航ほか 里山社 2000円

    『病と障害と、傍らにあった本。』 齋藤陽道、頭木弘樹、岩崎航ほか 里山社 2000円

     病や障害、介護の当事者12人が書いた文章には、命綱のような切実さが漂う。世の流れから切り離され、ままならない心身と向き合わざるをえない時、「傍らにあった本」について書いたものだからだ。例えば双極性障害で離職した歴史学者の與那覇潤氏は、社会にとって大切なものを「それぞれの人が『自分のテンポ』で人生を送ることができる、言ってみるなら時間のダイバーシティ(多様性)」と述べる。つらい日々に本とともにある中で生まれた認識だ。(A)

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