教養・歴史アートな時間

舞台 初春大歌舞伎 仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場=小玉祥子

    七段目 祇園一力茶屋(平成28年11月国立劇場)提供/国立劇場
    七段目 祇園一力茶屋(平成28年11月国立劇場)提供/国立劇場

    柄の大きさと洒脱な色気 あたり役の中村吉右衛門を堪能

     播州赤穂藩元家老の大石内蔵助が浪士を率いて、切腹となった主君、浅野内匠頭の敵、吉良上野介を討った元禄15(1703)年のあだ討ち事件は評判となり、題材にした人形浄瑠璃や歌舞伎作品が次々と誕生した。その決定版「仮名手本忠臣蔵」は、寛延元(1748)年に人形浄瑠璃として初演され、歌舞伎でも人気演目となった。作中で大石は大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)、内匠頭は塩冶判官(えんやはんがん)、上野介は高(こうの)師直(もろのお)と名を改められている。

     1月の東京・歌舞伎座「初春大歌舞伎」第2部では全十一段からなるその「仮名手本忠臣蔵」の七段目「祇園一力茶屋」が上演されている。大星は敵(かたき)討ちの本心を隠し、京都・祇園町の一力茶屋で遊興にふけっていた。

    残り944文字(全文1298文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月9日号

    最強の米国株&経済16 ダウ3万8000ドルの声も 「買い参戦」する日本の個人 ■市川 明代/白鳥 達哉18 米国株 注目の30銘柄 宇宙旅行やアフリカ版「アマゾン」 ■岡元 兵八郎21 まだある注目銘柄 身近なアップル、ディズニー 国策のテスラやネクステラ ■佐藤 一樹25 ネット証券で買う 定額 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事