週刊エコノミスト Online書評

NO.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法 菊地 正俊著 日本実業出版社 1500円

№1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法
№1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法

 新型コロナウイルスによる経済停滞をものともせずに、史上最高値を更新し続ける米国株。本書では、日経ヴェリタス・ストラテジストランキングで2017~20年に1位だった筆者が、「ダウ工業株30種平均とは何か」といった基礎知識から、主要機関投資家の戦略や米企業の決算の見方といった中・上級の知識まで幅広く解説する。

 主要機関投資家の解説では、ブラックロック、バンガード、キャピタル・グループ、ティー・ロウ・プライス、フィディリティなどの歴史、資産残高や投資戦略を描く。「キャピタ・ルグループのファンドマネージャーはパフォーマンス評価が長期であることが知られており、ファンドごとに運用責任者の投資業界での経験年数、キャピタル・グループの勤務年数、ファンドの担当年数が公開されています……(中略)……キャピタル・グループで働く友人は、パフォーマンスは厳しく求められるものの、会社の雰囲気がきわめて良く、働きやすいと言っていました」などと、市場に身を置く筆者ならではの記述も。

 1月最終週には米国株式市場で不自然な乱高下が起きた。個人投資家による大量の短期売買が原因とされるが、本書では、その現象を引き起こしたフィンテック企業「ロビンフッド」にも触れている。(F)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月23日号(8月16日発売)

電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事