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映画 あのこは貴族 境遇の異なる2人が出会う 女性による女性のための作品=野島孝一

 新型コロナウイルス禍の中で貧富の格差が広がり、女性の雇用がしわ寄せを受けている。そんな昨今、境遇がまったく異なる2人の女性が登場する映画「あのこは貴族」が公開される。門脇麦と水原希子が主演。フレッシュな顔ぶれの作品だ。原作は山内マリコ。彼女の小説はこれまで「アズミ・ハルコは行方不明」(2016年)、「ここは退屈迎えに来て」(18年)が映画化されている。

「あのこは貴族」の監督は岨手(そで)由貴子。岨手監督はマンネリの恋人が妊娠をきっかけに結婚する「グッド・ストライプス」(15年)で新藤兼人賞を受賞するなどして注目された。原作、監督、主演女優の分野で女性たちががっちりタッグを組んだ女性のための映画だ。

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