「異端のビール」がキリン社内で問題視された理由
有料記事
「ハートランド」は、約6割ものシェアを持っていたキリンが、主力商品の「ラガー」にあぐらをかく社内を変革するための新商品だった。
だが、瓶に「キリン」のロゴを使わず、直営店でのみ提供するという「ハートランド」の「異端さ」に、反発する社員もいた。
「ハートランド」「一番搾り」ほか多数のヒット商品を開発し、カリスママーケターと呼ばれた前田仁(ひとし)氏の逸話を、ジャーナリストの永井隆氏が語り継ぐ本連載。
第4回目は「ハートランド・プロジェクト」が直面した試練を描く。(前回はこちら)
残り4251文字(全文4488文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める