国際・政治東奔政走

主体性なき若年層の保守化 底が抜けた政権のモラル=平田崇浩

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子五輪担当相が就任したが、森喜朗前会長の辞任劇への「怒り」は若年層では相対的に低かった(東京都千代田区で2月18日)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子五輪担当相が就任したが、森喜朗前会長の辞任劇への「怒り」は若年層では相対的に低かった(東京都千代田区で2月18日)

 若年層の保守化が指摘されて久しい。日本経済の失われた30年を経て、自らの就職活動などに手いっぱいで政治や社会のあり方に無関心になりがちなのだとか、旧民主党政権の失敗で政治への幻滅が広がったからだとか、さまざまな分析がなされてきたが、なかなか胸に落ちない。欧米の若年層では逆に気候変動問題などでリベラルな主張も広がる。何が違うのか。

残り1967文字(全文2133文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月12日号

止まらないインフレ 資源ショック20 衝撃は石油危機に匹敵 「資源小国」日本の正念場 ■荒木 涼子/和田 肇24 原油の行方 2次制裁発動なら記録的高騰へ ■原田 大輔27 中国・インド “ロシアに冷淡”な資源輸入国 ■和田 肇29 戦略物資 EVや再エネの普及に必須の「銅」 ■片瀬 裕文30 天然 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事